2017年11月22日(水)
ワゴンR 納車
納車整備です。ドライブシャフトブーツの交換です。ブーツに深い亀裂が入っていました。
ブーツが破れた状態のままにしておくと、中の潤滑の為のグリスも飛び散ってしまいますし、水等の異物も浸入してしまい、ベアリングの故障の
原因になってしまいます。最悪の場合、ドライブシャフトの交換になってしまい、高額修理になってしまいます。
そうならない為にも早めのブーツ交換(亀裂・ひび割れ有りの場合)をお勧めします。
まずは、古いブーツを取り外し、中の古いグリスをふき取ります。
分割式ブーツですので、溶着剤を接合部に流し込みシャフトに取付ます。この時に接合部にグリスが付着しないように気をつけましょう。
グリスが付着すると接合部がしっかりくっつかなくなる事があります。接合部をはめ込んだら専用の発熱シートで温めます。約8分程待ちます。
約8分後に接合部がしっかりくっついているかを確認します。後は小径グロメットをつけて、小径バンドをします。そしてベアリング部にグリスを
注入します。後は大径グロメット、大径バンドを取り付けて完了です。
K様、ワゴンRご購入して頂き、ありがとうございました。これからもTKオートを宜しくお願いします。