2017年12月22日(金)

ワゴンR ブレーキパッド&ドライブシャフトブーツ交換

常連のI様のお車のブレーキパッドとドライブシャフトブーツの交換です。ブーツはバックリと破れていました。このままでは水や砂などが浸入したり、中のグリスが飛び散ってしまい、ベアリングを傷めることにことになってしまうので、そうなる前にブーツを交換します。もし、ベアリングを傷めてしまうと、ドライブシャフト自体の交換となってしまいます。要するに出費が高くなります。ブレーキパッドもかなり摩耗しているので、このまま使用し続けると、ローターを傷つけることになり、パッドだけの交換では済まなくなります。こちらも出費が高くなるということです。

ブーツ交換は古いブーツを外し、古いグリスを綺麗に拭き取ります。新しいブーツは溶着剤を使用する分割式ブーツなので、溶着剤をブーツの接合部に注入してからはめ込み、その後付属のシートで接合部を温めます。(8分以上)その後接合部の状態をしっかり確認し、小径グロメット&バンドを取り付け、新しいグリスを注入し、大径グロメット&バンドを取り付けたら完了です。☺

外したブレーキパッドは、新品と比べて本当に摩耗しているのが良く分かります。このタイプはキャリパーの裏の下のボルトを外し、上のボルトは緩めるだけでパッドの交換は可能です。後はキャリパーの清掃やグリスアップなどをして新しいパッドをはめ込み、ボルトをしっかりと締め込んで完了です。キャリパーのピストンを押し広げるのを忘れないようにしましょう。(専用工具が必要です。)それと同時にブレーキフルード(ブレーキオイル)の量も確認しましょう。キャリパーのピストンを押し広げるとブレーキオイルの液面が上昇します。溢れないように気を付けましょう。作業完了後は、まず最初に車を動かさずにその場でブレーキペダルを何回か踏んで下さい。通常の踏みごたえに戻ったら、ブレーキオイルの量を確認し調整して下さい。I様、いつもありがとうございます。😆今後も宜しくお願いします。

 

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